「毎日の台所」っていう本が素敵すぎて神です。
結婚してからというもの、毎日、毎日、ごはんを作っていますけれど、
「何を作るか」っていうのは、主婦の永遠のテーマっていうか悩みっていうか、もう切っても切れない関係というか。
どんだけうまく付き合っていくか、って割と重要だと思うんですがどうでしょうか。
結婚した当初は、毎日クックパッド見て悩んで、買い物行っても悩んで、ってのを(暇だったので)のんびりやってましたけれど、
子どもができて、仕事もして、ってなると、どれだけ効率良くできるかがキモだなと思えてきまして。
メニューを考える時間を短く、料理の段取りを手際良くするにはどうしたらいいものかと。
最近は「作り置き」がブームで本もたくさん出てますが、「一気にいろんなメニューを作る段取り」を考えるのが、ひと仕事なわけでして…
それに、作ったらすぐ食べたいし…
もしも丸一日料理に使えるなら、「週末作り置きして平日は楽する」ってのもいいな〜と思うんですが、 子どもがいると、「空いた時間にちょこちょこできること」をしたいんですよね。昼寝してる時とか、機嫌よく遊んでくれてる隙に。
と、思っていたところたまたま出会ったのがこの本です。(もう3年以上前の本ですが)
「明日の自分を助ける、台所生活術。」
このコピーにピンときました。以下、目次より。
5つの常備野菜があれば、いろんな料理がつくれます。34通りにアレンジ可能な9レシピ
切って切って、切りまくる!簡単副菜の作り置きで、野菜不足も解消
「一気にゆでて数品つくる」がつくりおき上手の秘訣です。ゆでた青菜にたれをかけて7つの味に大変身!/じゃがいもは皮ごとたくさん茹でておきます/卵もいっぺんにゆで卵に
同じ食材で一気につくれる! 6つのやりくりレシピ
「主菜ダネ」さえあれば、おかずに、お弁当に、おつまみに
もう、目からウロコの連続でした。時短のヒント集、っていうか救世主!
赤ペンで線引きながら読みました。食い入るように読みました。
「明日の自分を助ける」っていう著者の考え方が好きです。
これ読んだおかげで、ちょっとした時間に「とりあえずじゃがいもゆでておこう」とか、人参を切る時も拍子切りと乱切りに分けて一気に切ったりとかできるようになりました。ちくわって冷凍しとくと超便利!ってことも知りました。
今うちの冷蔵庫には、洗って保存袋に入れたほうれん草と、皮ごとゆでたじゃがいもと、ゆでて味つけて寝かせてる卵と、洗って切った人参と大根…などなど、「下ごしらえ」したものがスタンバっています。
何かのついでにできる、ちょっとした「下ごしらえ」。何を作るか決めてなくてもできるレベルの、簡単な「下ごしらえ」。
今、「下ごしらえ」が楽しい。すぐに「調理」に取りかかれるから嬉しくてウキウキします。
本当に、「昨日の自分、ありがとう!」って思える日が増えました。
毎日の台所仕事が、相当ラクチンになりました。
著者の松村さんに感謝です。ありがとうございます。
載ってるレシピも簡単で美味しいし、「牛肉しぐれ煮」とか「もやしと豚肉のシャキシャキ炒め」とか、夫にも好評なので既にリピートしてます。
「ごはんは手作りしたい、ちょっとでもラクしたい、でもごはん作ること考えるだけで疲れる…」って悩んでいる人にぜひ読んで欲しいです。